何のための少子化対策?

小渕少子化対策担当相は20日少子化問題について検討を進める作業チームを新たに立ち上げた。

少子化対策って何のためにするの?

少子化労働力人口とその割合の減少、年金の納付者・受給者比の減少、消費の国内需要の減少、被介護者・介護可能者比の増大、若者の社会的上昇可能性の減少などをもたらす。

政府の公式文章もこれと似たような内容だった(もっと読みづらかったけど)。現在の社会制度が立ち行かなくなるという問題意識は、その制度の問題点自身を解決しようという姿勢ではないので賛成しかねる。国内の経済規模縮小による競争力云々は信憑性がないしあったとしてもそのために人口増をという政策にどれほどの人が賛成するだろうか。全体的に説得力が薄いという印象をもった。
それよりも「子供産みたいけど産めない現状なんです」という意見が強いというデータの方が説得力があると思うのだが。どうか。