2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

無い袖は振れない

ネットで完結しているビジネスだけでマネタイズを成立させようとしたら、そりゃ行き詰るのも当然だよな。だってネットでCGMに時間を潰すような奴らは基本的に貧乏なんだから。月間平均3冊程度の本をamazonで買うのすらふうふう言っているような奴らに「1,000…

最低賃金引き上げの効果

それでは、最低賃金の引き上げは雇用にどのような影響を与えるだろうか。彼らの実証結果によれば、最低賃金引き上げによって10代男性および既婚中年女性の雇用が失われる。また、在学中の高校生の就業率が上がるそうだ。こうした効果は、最低賃金引き上げ…

労災関連

「日本人は働き過ぎ」とよく言われたが、現在ではアメリカでも管理職は同等の労働時間と言われており、仕事中に脳溢血や心臓麻痺での死亡は存在する。ただし法治主義のアメリカでは契約および法律義務つまり金銭的報酬に見合わない労働を行うという滅私奉公…

マニフェストの実現可能性

マニフェストの評価の視点は,与党と野党でかなり違う。与党は実績の評価が大きな比重を占める。まず,前回の政権選択選挙の公約がどれだけ果たされたのか,が問われる。これを問わないとマニフェストは言いっ放しになって,マニフェスト選挙の意味がなくな…

お役所の夜間営業から選挙を考える

お役所の窓口が土日祝日に閉庁しているのは、 法律で決まっているから。市役所でも、窓口 以外の部署は土日出勤がある。要は土日祝日に窓口を開けてもらうには、 法律を変えてもらうしかない。市役所の職員 は法律を遵守していると言っていますからね。 市民…

ハングリー精神ではなく社会保障

民主「最低賃金千円」、マニフェストに明記へ隔世の感がありますな。私がライブドアの起業のきっかけとなった、コンピュータ会社でのアルバイトの最初の時給が900円でした。なんだか、最低賃金がどんどん高くなって生活保護支給金も高くなったら、がんばって…

若者の投票率を上げるための若者の主張

*1 「選挙の投票所で、仲の良い二人の経済学者が偶然出会った。 お互いに今日投票に来たことは内緒にしておこうと約束した。」 こんな経済学の皮肉があるくらい自分の一票で選挙結果が変わることはないのだが、国民として、住民としての義務を果たすため投票…

45歳という節目

45歳になったとき、自分の前半生について二つの感想を持ちました。「たいしたことができなかった人生だったな」という残念な気持ちが、一面です。数学もコンピュータ・サイエンスも、経営コンサルタントとしても、シリコンバレー人としてもベンチャー・キャ…

やめること

〈ロールモデル思考法はそんな私のやり方のエッセンスをまとめたものだが、これは行動が伴わなければ何の価値も生まない実学である。本章を終えるにあたって、行動という観点から三つのアドバイスを送りたい。(中略) 第二に、「時間の使い方の優先順位」を変…

営利企業と政府の論理

20人で1兆円儲かる会社があらわれるという妄想がばからしいのは、ゲームのルールをきめているひととゲームのルールの中でプレイしているひとがいるという基本的な事実を無視しているからだ。資本主義というゲームのルールをきめているひとたちと関係のな…