匿名に実名を強要する必要はない

《ネットがメディアとしての信頼性を高め、既存のメディアと肩を並べる存在になるには、表現者が自分の名前を開示し、責任の所在を明らかにすることが不可欠だと私は考えています》

 《ネットを過激な陰口の場にしないためにも、思い切って、実名主義を進めてみませんか。それによって、コミュニケーションが円滑になるほか、ビジネス面での利用の際の信頼性も高まると確信しています》

 これに対し、16日までに、147の長文コメントがコーナーに寄せられたが、全体の64・1%が「反対」「どちらかといえば反対」の内容だった。


まあこのテーマ自体、今更感のするものだけど、
実名議論がしたいなら匿名と論争することを目指すより実名のみの場を作った方が早い。
匿名に実名を強要して一個一個つぶす作業が有益だとは思えない。

また匿名投稿者が実名のメリットを分かってないとも思えない。
匿名の投稿は書いた人の本心や直感の表れ。
実名主義を主張する人は匿名の批判をどう封殺するかで悩んでるのかな?
自分には全く縁のない悩みだ


ところで、
無責任に他人を攻撃するのを認めるのかどうかがこの論争のテーマだとあるが
ネットでの攻撃はそのほとんどが力の弱い人から強い人への
リアルでの攻撃は力の強い人が弱い人へのものである事が多いように思います。
有名人の発言に匿名で噛みつくとか。上司からパワハラを受けるとか。
自分の行動に責任を持ちましょうという意見には賛同だけど
責任持って他人を攻撃するケースってどんなもの?。
現実世界の攻撃は須く責任をもった攻撃なんだろうか。
実名なら無責任な攻撃が無くなるとか本気で思ってるのかな